育児中、妻が夫に批判的になる理由
子供を出産後、夫に対して批判的な言動が増えました。
出産前であれば、「~をやってくれない?」と頼んでいたところを、「なんで~をやってくれないの?」とネチネチ言うようになったのです。
夫が産後非協力的になった訳ではないのに、なぜか無意識的に、何か見つけては批判的な言動をしてしまうのです。
批判的な言動をすると、やはり夫もいい気持ちはしないので、夫婦仲が前より悪くなった時期もありました。そのため、批判的な言動をした後に、自己嫌悪に陥ってしまうのです。
そこで、冷静になって、なぜわざわざ相手をムカつかせるような批判的な言動をしてしまうのか、考えてみました。
すると、育児は仕事と異なり、評価されることがなく、自己肯定感を感じるのが難しいからなのではないかなと感じました。
仕事では、何か不満があっても、人に役立っていると感じたり、評価されることで、自分の存在意義を感じることができます。しかし、育児では、当然赤ちゃんに褒められるということはないし、社会的に評価されることもないので、自分の存在意義を感じることが少ないのです。
夫を批判することで、私の方ががんばっている、私の方が優れていると、自己肯定感を満たしているのではないかと思います。
そのため、育児で自己肯定感を味わうように工夫をしました。手帳に、赤ちゃんの成長を記録して、赤ちゃんが成長しているのは、私ががんばっているからだ、と自己肯定するようにしたのです。そうしたところ、不思議と前より批判的でなくなりました。
奥さんが出産後批判的になったご家庭の方は、奥さんを褒めるなどして、自己肯定感を感じさせてみてはいかがでしょうか?
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